直接雇用で退職するよりも、派遣会社で退職する方が難度は高めです。


派遣会社でも手順を踏んで1ヶ月前に自己都合退職すれば問題ありません。


人が1人退職するという事は、その人が担当していた穴を埋めなければなりません。


1ヶ月であれば代わりの人材を探し、穴埋めすることは十分可能。

派遣会社の契約書にも、

「自己都合による退職は1ヶ月前に申し出る事」的な事が記載されております。


手順を踏んだ自己都合退職です。

ですが手順を踏んだ自己都合退職では無く、突発退職があります。

突然派遣会社の営業に「退職します」と伝えます。

突発退職は最終的には派遣会社に認めて頂ける可能性は高いです。

ですが当然派遣会社は全力であの手この手で引き留めとめにきます。


実際に私が経験したケースを紹介させて頂きます。



2011年5月に働いた地元の小さな派遣会社です。

無職だった私はタウンワークで見つけた「飲料会社で出荷作業」という求人に興味を持ち募集している派遣会社に応募致しました。


派遣会社面接
  ↓
派遣先企業面接
  ↓
内定・就業

と実際に働くまで非常にとんとん拍子でした。

しかし勤務を開始しましたが、案の定2日で突発退職してしまいました。


当時私は20代でした。

その頃から既に忍耐力が無かった私は、飲料会社で出荷作業の仕事は2日で限界でした。


退職理由は

①現場の温度・湿度が高く蒸し暑い。

②機械の音がうるさい

③社員にきつく注意された 

の3点が理由となり退職することを決意。

3・4日目とズル休みをし(欠勤の連絡は入れました。)、

5日目に派遣会社の営業に辞意を伝えました。

当然派遣会社の営業は全力で引き留めました。

お約束の、

「無責任です!」

「契約期間を勤めて貰わなければ困ります!」

などと当然ですが言われたのです。

しかし私は何を言われようがこれ以上続ける気がありません。

「これ以上続けることは出来ません」

と言い続けていると派遣会社の営業はこんなことを言ってきたのです。


「マーシーさんが抜けた場合、最悪マーシーさんが抜けたことによる損失を弁償してもらいますよ。」

と言われました。

思わず私は、

「そういう脅しみたいな事を言われても困ります。」

と言いました。

完全に脅しです。

一瞬ビビりました。

どれくらいの額になるのかも想像がつかない。
「最悪弁償するしかないのか」と覚悟を決めつつも、それ以上に「辞めたい!」という気持ちが上回っていました。


中々派遣会社の営業も引き下がらないので、

「今日で退職させて頂きます。」

と言い電話を一方的に切ってしまいました。

その後直ぐに案の定派遣会社営業から電話があり、完全にキレ口調で、


「何で勝手に切るんだよ!今からお前の家に行くからな!」

と言い電話が終了致しました。

またもここでビビります。

結局家に派遣会社の営業も来ることも無かったですし、弁償もすることも無かったのです。


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2日で自己都合退職してしまう私が一番の原因である事に間違いありませんが、派遣会社の営業は退職を何が何でも防ぐ為に、


「〇〇さんが抜けたことによる損失を弁償してもらいますよ」(これは私が実際に言われました。)とか


「損害賠償を起こしますよ」とか脅し文句を言ってきますが、そんなことはまずあり得ません。


派遣スタッフ1人に裁判を起こしていた場合、裁判の費用・時間等に掛ける労力を考えますと、損害賠償など得策ではありません。


派遣会社もそれは分かっているはず。

それであれば、1日でも早く代わりのスタッフを探した方が明らかに賢明な判断なのです。


「〇〇さんが抜けたことによる損失を弁償してもらいますよ」

「損害賠償を起こしますよ」

とかは派遣スタッフが退職を防ぐ為の脅し文句です。

派遣の仕事を退職しようと考えている皆さん、安心してください。

結論:派遣会社から「損害賠償を起こしますよ」と言われても派遣スタッフを辞めさせない為の脅し文句ですので、気にする必要は全くありません。